当たり前ですがワード・ファイル(=ワード文書)は容易に編集ないし変更が可能です。
ただ変更可能な故に、例えば取引先に契約書原稿や見積書をワード文書で送るのは不適切かもしれません。相手方が勝手に金額を変えるかもしれないからです。(相手に直してもらうことを前提にワード文書で送るときもあります。)また、変更され易いので印刷屋さんに印刷を頼むときワード文書ではデータを受け付けてくれません。出来てきた印刷物が思っていたものと違う!となったとき、どこで変わってしまったのか、ということが問題になるからです。
そこで、ワードで作った文書を変更不能な文書に「変換」する必要がありますが、変更不能な文書の代表格がPDFファイル(=PDF文書)です。一旦PDF文書にすれば誰も文書を変更できません。
実はワードは(*1)それ自体でワード文書をPDF文書に変換する機能を持っています。
*1 エクセルでも同じことができます。
ワード文書をPDF文書に変換する手順は以下のとおりです。
1. 該当するワード文書を開き、「ファイル」タブをクリック
2. 「名前を付けて保存」をクリックし、「参照」をクリック(*2)
*2 バージョン2016の画面を使っていますが、2013でも通常の保存の手順を行って下さい。
3. (保存先を指定して、)「ファイルの種類」を「Word文書」から「PDF」へ変更
4. 「保存」をクリック
5. PDFファイルが作成されました。(下の写真ではワード文書と見た目に違いはありませんが。)
是非、試してみて下さい。
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