ふじみ野市小・中学校社会科研究作品展「巨大地下神殿 首都圏外郭放水路」
中学2年生の生徒さんの社会科自由研究が上記作品展で紹介されている、と本人から連絡があり、拝見してきました。場所は、ふじみ野市の複合施設”フクトピア”です。
当該自由研究は、実際に見学してきた埼玉県春日部市にある防災設備”首都圏外郭放水路”(*1)についてまとめたA4用紙 14ページのレポート。
*1 首都圏外郭放水路・・・埼玉県東部の中川・綾瀬川流域の浸水被害を軽減するため造られた世界最大級の地下放水路。流域の河川の洪水を地下50m、総延長6.3kmのトンネルに取り込み江戸川に流す。
設備の仕組みをイラストで説明した後、設備の各部(流入施設、立坑(たてこう)、トンネル、調圧水槽(←これが地下神殿)、排水機場等)を自ら撮影して、写真で説明しています。
とてもわかりやすいですね。
デジタルカメラで写真を撮って文書に挿入したほうが、読み手の理解を助け、より読まれるようになりますね。会社の出張報告などは文章だけでなく、出張先で撮った現地の写真など散りばめてみてはいかがでしょう。
また、会社の仕事でなくても、旅行に行った際撮った写真をパソコンに取り込んで終わり、ではなく、ワードに挿入して解説付きで記録として作成したりすると、作成も楽しいと思いますが、光沢紙などにプリントし、一緒に行った人に送ったりすると喜ばれるのではないでしょうか。
ちなみに今回自由研究では締め括りの感想として以下のように述べています。
「(設備は)周辺地域の洪水地域の洪水被害を確実に減らし、多くの人々の悩みを解消した。”地下神殿”は神秘的な美しさがある。」
私も"地下神殿"、ちょっと1回見てみたいですね。
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